ふじみ野周辺おすすめスポット情報

  • 駐車場:あり

創立されたのは長徳元年(995年)、由緒ある神社です。
参道が465m程と長かったので「長宮さま」と呼ばれるようになり、
その参道の両側には人家が多く建てられ門前町として大変繁盛したそうです。
城主や地頭からも崇敬が篤かったそうで貴重な奉納品も現在まで残されています。

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緑豊かな境内には八雲神社や日の宮神社など8社も合祀されており、どことなく神々しい空気を感じます。
この近辺でパワースポットといわれる所以が分かる気がします。

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手水舎の形がユニークで「出会いの泉」と書かれています。
台座の上にいるのは須佐之男命(すさのおのみこと)と櫛稲姫(くしなだひめ)。

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古事記によると・・
須佐之男命は天照大神(あまてらすおおみかみ)から追放され、当てもなく彷徨っている時に
川にお箸とお椀が流れているのを偶然発見して、近くに人が住んでいることを知ります。
そこで河上に進んで出会ったのが美しい櫛稲姫。

その運命的な出会いの話を表したブロンズ像なんですね。

この後、櫛稲姫は八岐大蛇(やまたのおろち)の人質として差し出されるところを須佐之男命に助けられ、妻になります。

この背景だけでも良縁のご利益がありそうなものですが、
流れの中に手水ポイントが8箇所あって、ここにある8社それぞれの御神徳を受けることができるんだとか。
上流から、縁結び、五穀豊穣、火難除け、出世、学業成就、交通安全、商売繁盛、病気平癒・・

出会いの泉の奥には大黒様もいらっしゃいました。

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こちらが拝殿。
平日昼間でもひっきりなしに参拝者が訪れます。

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拝殿内には大きな絵馬が飾ってあり、市の指定文化財になっているそうです。

拝殿の奥に木製の覆い屋があってちょっと気になります。
隙間からのぞいてみると前の屋根が長く伸びた流れ造りが美しい、鮮やかな赤色の本殿がありました。

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おみこしがしまってある神輿舎。三基のおみこしがありました。
例祭日など特別な日には戸を開けて公開しているようです。

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こちらは神楽殿です。豆まきのときに年男・年女がここから豆をまいたりします。

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力石という丸い大きな石が3つ置かれていました。
力試しをした後はきちんと元の場所へ・・

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木々の間を散策していくとご神木の夫婦欅(ふうふけやき)に辿り着きました。
見上げると首が痛くなるくらい大きいです。

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規模は大きくないですが、大事に受け継がれてきた歴史を感じるとても存在感のある神社でした。
お正月や、お祭り、各種イベントの際にはとても賑わって全く違う雰囲気が味わえるそうですよ。

(2014/11/04取材)


アクセス:
上福岡駅北口より徒歩20分