ふじみ野周辺おすすめスポット情報
- 駐車場:あり
入館料:無料
朝霞市博物館の向かいに大きなお寺があります。
博物館側からは入れないので、ぐるりと通りを回って大きな山門へ。
仁王像の迫力がすごいですね。
平安時代には既に大社寺として有名だったそうです。
こちらが本堂。コンクリート製でしょうか、近代的です。
本尊には薬師如来像がまつられています。
室町時代、太田道灌が自城にまつろうと持ち去ったこともあったそうですが、
ある夜の夢に薬師が現れて
「城内にいては民を救うことができない。東円寺に戻すように。」
という内容のお告げがあり、驚き急いで送り返した・・という逸話が残っています。
鐘楼です。
こちらは新しそうですね。
敷地内にはお稲荷さんもまつられています。
本堂脇の施錠された小屋?檻?の中に板碑がありました。
鎌倉時代の文永5年(1268年)に作られたといわれていて市内最古のもの、
朝霞市の指定文化財です。
板碑は供養塔の一種で中世から近世の初めまでよく使われていますが、
文字を刻印できるほどのやわらかい石材なので、
年月経過に従い文字が薄くなってしまうんですね。
何と書かれているのか今では判読不能だそうです。
石垣の上に並んでいるのは
不動明王を中心に、四大明王・不動八大童子・南無三十六童子・・・
とにかくたくさんおられます。
左側の大きな炎を背負って剣を持っているのが不動明王、かな?
どの石像も独特の顔をしています。
博物館側からも望める池です。弁天池というようです。
奥には「弁天堂」があって、橋の下には鯉がたくさん泳いでいました。
この上流にあるのが「不動の滝」。
弘法大師が地面に杖をついたときに清水が湧いて出たとされていることから「弘法大師杖掘の滝」とも呼ばれています。
滝の上流では澄んだ水がこんこんと湧き出ていました。
湧出口から更に上っていくと「不動堂」が見えてきます。
湧き水がこの辺りにも影響しているのか、晴れなのに地面がぬかるんでいました。
本堂から弁天池方面への通路は改装中です。
散策路に沿って石仏を並べている途中のようで、
こちらも完成したらパワースポットとしても強力な場所になりそうです。
なお、敷地内の森ではホタルが見られるそうです。
綺麗な水があるところならではの光景ですね。
6月~7月の19時半~20時半が見頃だそうですよ。
(2015/01/27 取材)
- アクセス:
- 東武東上線「朝霞台」駅またはJR武蔵野線「北朝霞」駅下車 徒歩20分
関越自動車道「所沢」ICより約20分