ふじみ野周辺おすすめスポット情報

  • 入館料:無料
    開館時間:9:00-17:00
    休館日:月曜・第4金曜・祝日の翌日・12月27日~1月4日
    駐車場:あり

役朝霞市の歴史・文化資料が保存展示されている「朝霞市博物館」、
豊かな自然に囲まれた”まなびとやすらぎの空間”がコンセプトです。

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ラウンジから外を見ると立派な竹林と水車がありました。

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奥には遊歩道やあずま屋があるようです。そこには湧き水も流れているんだとか。
取材日は雪のため、屋外開放がなく水車に注ぐ水も流れていませんでした・・
この池には魚(鯉?)が住んでいて、小学生以下なら週末に餌やりもできます。

水車の向かい側には3つほど水槽が並び、タナゴやナマズ、ザリガニがいました。

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仲良く並んでいるザリガニ。青色ですね。
植物ナシで魚だけを食べていると殻が青くなると聞いたことがありますが、
そういう育ち方をされているのでしょうか。それとも突然変異?

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4面の映像で朝霞の歴史など学べるコーナーです。
画面が4分割されていて、同じ寺院や仏像を多面から撮影したものが見れたり、
同時に別の場所が写ったり、大画面ならではの見方が楽しめます。

図書室は史書や美術書などの専門書をはじめ、様々な辞典などがありました。
約3,000冊の図書があるそうです。
ゆったりとくつろげるテーブルのスペースもあって調べ物をするにはとてもいい場所ですね。
取材時には勉強している学生さんもいらっしゃいました。

この先が展示室になるのですが、撮影禁止なのでここからは文字で・・・

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入り口から入ると、土器のかけらが触れるコーナーや土器パズルコーナーがあります。
パズルは制限時間内に解かなければいけないのですが、
ちょうど社会科見学に訪れていた小学生が口々に「できた」「できなかった」と言っていました。
案外ハイレベルなようです。

銅鐸を鳴らす経験もできます。
お寺にあるような鐘のように外から叩くのではなく、
風鈴のように内側にある舌によって鳴るものなんですね。
とても良く響く音がしますが、なにぶん鳴らしにくいので何に使っていたのか諸説あり、真相は不明のようです。
そこから先は順路に沿って展示物がズラリと並んでいます。
随所にタッチパネル式のクイズや人生ゲーム的なすごろくが用意されており、
その時代を楽しく学べるところもよかったです。

まずは縄文・弥生・古墳時代の遺跡の話。

最初に目に入るのは茅葺の竪穴式住居。中の生活が復元されています。
土器を使って煮炊きをしている場所では
かまどに火のようなライトが当たっていてリアルでした。
それ以上に人間がとても本格的にできていました。ちょっと怖いくらい。

朝霞周辺で発掘された土器や埴輪なども展示されています。

次は陸運、舟運、鉄道、など運輸の話。
昔の朝霞は膝折宿という川越街道の宿場町だったそうで、
その頃の情景がミニチュア復元されています。

同時に新河岸川を使った舟運の拠点でもあったとのこと。
大根やにんじんなどの根菜を東京に運び、東京からは肥料を中心に運んできたようです。

鉄道の発達によって船は廃止されるわけですが、
その後の東武東上線の話もここで知ることができます。
鉄道のタッチパネル式クイズは東武東上線の範囲だけではなく・・大人でもちょっと難しかったです。

次に進むと水車と青銅の話がありました。
江戸時代末期頃から明治時代にかけて、この辺りでは銅を作っていたそうです。

その際の動力源は水車。
くるくる手動で回して水車の仕組みを体験できる小さなコーナーがありました。

水車から歯車に力が伝わり、銅を細く伸ばしたり、円筒に巻きつけたり・・
その様子が大きな模型で再現されています。
そばを通るとグォーンという音を立てて大きな歯車が動き出します。
こちらもリアルな人間像とともに、迫力のある光景を楽しむことができます。

他にも仏像や伝統工芸のコーナー、名所といわれる寺の鐘を聴き比べるコーナーなど
体験型に重きを置いていて、大人も子どもも楽しめるように工夫されている博物館でした。

写真でお伝えできないのが本当に残念。
是非一度足を運んでみてください。

(2015/01/21取材)


アクセス:
朝霞台駅・北朝霞駅から徒歩15分
市内循環バスわくわく号内間木線「博物館前」下車 徒歩約1分