ふじみ野周辺おすすめスポット情報

  • 面積:8,918㎡
    駐車場:あり
    料金:無料

歴史民俗資料館から少し歩いた場所にうっそうと茂った森があります。
ここが竹間沢こぶしの里。

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入り口には古井戸山の石仏がありました。

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右手前の黒い屋根の下にいらっしゃるのが「馬頭明王像」で
頭上に馬頭をかぶった姿がうかがえます。馬などの家畜の守護神なんだとか。

奥の赤いお社の中には「地蔵菩薩立像(古井戸地蔵)」。

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こちらは子どもたちを守るために造立されたもの。
どなたかが置いたのでしょう、可愛いお地蔵様もちょこんといらっしゃいました。

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どちらの石仏もこの小道が昔「鎌倉街道」であった時代に頻繁な往来があったことを示しています。

「鎌倉街道」といってもメインの道の方ではなく
「鎌倉街道上道(かみつみち)」という主要道へ通じる枝道だったそうですが、
ここから武士達が鎌倉に向かって進んでいったと思うと感慨深いものがあります。

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こぶしの里と鎌倉街道は”三芳町みどりの景観八景”に選ばれています。

さて、こぶしの里に戻ります。
小鳥の乗った車止めを入っていくと・・

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崖に近いような山を階段で下ったり、上ったり・・

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山道なのに落ち葉も掃除されていてしっかり整備済の遊歩道ですが、雨の後は足元に気をつけて!

こぶしの里は三芳町で唯一の湧水が出る場所で、園内に3ヶ所湧出口があるそうです。

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水のある風景が本当に美しいですね。

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夏には最高の涼みスポットになりそうです。

流れている水もとても澄んでいてキレイです。池や小川には鯉が泳いでいました。

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シラサギも遊びに来ていました。

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スポット名の由来にもなっているコブシの木々が川に沿って植えられています。

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2月の取材日にはモコモコ暖かそうな花芽がついていました。

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3月下旬から4月上旬にかけて白く可憐な花が咲きます。こんな感じの花です↓

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5月下旬~6月上旬には竹間沢ほたる育成会が育てたホタルを見ることができます。
時間のピークは20時~21時だとか。

そのシーズンには臨時駐車場もありますし、近所の歴史民俗資料館も夜間開館しているとのこと、
今となっては貴重になったホタルの光、たっぷりの自然とともに鑑賞したいですね。

(2015/02/09取材)

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4月上旬、こぶしの花を見に再訪してみました。

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例年より咲き始めが早かったようで、既に満開ピークを過ぎていました・・
でも白花をたくさんつけて伸びている木々、花びらが浮く水面、前回とは全く違う美しさでした。

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思ったよりもダイナミックで大きい花でした。
細長い花弁をいっぱいに開いて、ほんのり香りがしましたよ。

こぶし以外にも様々な花に出会いました。

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↑真っ赤なボケ

 

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↑鈴なりになっているアセビの花

 

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↑ひっそりと咲いているシャガ

 

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↑可憐なニリンソウの花

 

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↑ハナダイコン。大根の花に似ているからこの名前になっただけで、アブラナ科です。

 

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↑菜の花畑。遠くから見ると黄色いじゅうたんのよう。

 

ずっと冬の取材をしていたせいか、花の鮮やかさに眩しささえ感じます。
まだ春は始まったばかり、これからますます花や虫・鳥たちが彩りを添えていくのでしょうね。

(2015/04/01取材)


アクセス:
志木駅から西武バス跡見女子大行きで15分、終点下車、徒歩10分
関越自動車道「所沢」ICより10分