ふじみ野周辺おすすめスポット情報

大井郷土資料館はふじみ野市立大井図書館と併設されています。
入り口を入って右側が図書館、左側が資料館。

大井の歴史を学習できる場所として旧大井町のころからおなじみの社会見学先です。

入ってすぐ目立つのは、「柄鏡型住居」模型。

東台遺跡から発見された住居の縮尺模型だそうです。
出入口が長く突き出ていて、柄鏡の柄の部分のように見えることから「柄鏡型」と名づけられました。

縄文土器や黒曜石の石器などがズラリ展示されています。
千葉・茨城方面の「海」文化圏と山梨長野方面の「山」文化圏との盛んな交流が
大井地域で行われていたと推測されています。

東台遺跡などから出土された平安時代の須恵器、青磁碗もありました。

鎌倉幕府を開いた源頼朝の信仰による、関東を中心に広く信仰された阿弥陀三尊像。

こちらは長野の善光寺本尊を模したといわれています。

ここにも板碑がありました。

昔の鎌倉街道沿いで見つかっていることから、
大井在住の武士、大井氏や二階堂氏に関係するものと考えられています。

この時期の企画展は「昔のくらしとむかしの学校」展でした。

昔の居間を再現したもの。

洗濯機、冷蔵庫、扇風機、炊飯ジャー・・

今の高機能家電に比べれば便利さは劣りますが、
当時にしてみたら画期的ですよね。

「むかしのお金」

記憶にあるようなお金もあるのではないでしょうか？
最近2000円札って見かけなくなりましたね・・

もうすぐひなまつり、入り口にはひな人形が展示されていました。

図書館併設ということで規模は小さめですが、
ひと昔前の大井地区を知ることができる資料が数多く展示されていて
この辺りの貴重な資料館です。

（2015/2/26 取材）