ふじみ野周辺おすすめスポット情報

  • 入場料:無料
    駐車場:なし

新河岸川のほとりにある静かな森です。
正式には「権現山古墳群史跡の森」という名前で整備が進んでいるようです。

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自然豊かで木陰と鳥の声が気持ちいい散策路。
夏にはカブトムシやクワガタなどの昆虫もたくさんいますし、
最近では見かけなくなった日本タンポポ(カントウタンポポ)も生えているという噂も・・
この時期はたくさんのどんぐりに出会えます。

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徳川家康一行が鷹狩りに来た時に休息した場という由来から「権現山(将軍塚)」という名がついたと伝えられています。

が、その家康が休息したといわれる丘はなんと1つの墳丘!
もちろん当時は知る由もなく石碑など建ててしまったようですが、実は古墳時代初期に作られた大きな前方後方墳だったのでした。

これがその逸話が残る2号墳。これでは大きく広めの丘くらいにしか思わないかもしれません。

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復元イメージはこんな感じです↓

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権現山古墳群はおよそ1700年以上前の紀元後3世紀後半に造られたとされる古墳群。
邪馬台国の卑弥呼の時代より約50年後、行田市の埼玉古墳群より約200年前の時代のものと推定されています。

古墳群は大きな前方後方墳を中心として周りに方墳が群がるように造られています。
これまでに確認された古墳は12基、そのうち現存しているのは9基です。
出土した土器類は上福岡歴史民俗資料館に展示されています。

墳丘は土地開拓等で壊されてしまうことが多く、現存しているのは大変貴重だそうです。
確かにどこの古墳もただのこんもりした丘にしか見えない・・(写真は5号墳)

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現在はこの一帯と発掘された土器類が埼玉県指定史跡となっています。
この自然とともにいつまでも大切に守っていきたいですね。

こちらは史跡の森の入口付近にある「ド根性樫の木」。

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写真だと見づらいのですが、赤線のように曲がっています。
幹が細いので葉っぱの重みでグーッとしなだれているのですが、なぜか折れない不思議な木です。
大雪の時には重さで地面までついてしまったそうですがそれでも折れない、まさにド根性!
絶対に引っ張ったりせず、古墳群とともに静かに見守ってあげましょう。

(2014/11/04取材)


アクセス:
上福岡駅から西武バス大宮行きで「中福岡」バス停下車徒歩10分